日本社会文学会

Association for Japanese Social Literature

機関誌以外の学会刊行物
  
  
*   日本社会文学会・編『社会文学の三〇年 バブル経済 冷戦崩壊 3.11』   (菁柿堂/2016年8月15日)
 
日本社会文学会創立30周年を記念した論文集『社会文学会の三〇年 バブル経済 冷戦崩壊 3.11』が出版の運びとなりました。
会員の皆様には、記念特別事業として既に別途送付させていただいておりますが、入会されていない方もご購入いただけます。
会員外のご購入のお申し込みは、菁柿堂(HP)までご連絡下さい。
    菁柿堂電話番号:03-5226-1161/FAX:03-5226-1163
    郵送:東京都千代田区神田神保町3-25-11 九段中央ビル601 菁柿堂 『社会文学の三〇年』購入申込係
一般書店や、大手インターネット通販サイトからもご注文いただけます。
論文集の詳しい内容は、下記の仕様および目次をご参考下さい。

【書籍仕様】
定価3,000円(税抜)/全335ページ
A5判/カバー・帯付
編者:日本社会文学会/発行所:菁柿堂

【目次】
はじめに 刊行にあたって
座談会 社会文学の三〇年―バブル経済から安保法制まで(一九八五年~二〇一五年)成田龍一 竹内栄美子 小林孝吉
  
      第一部
「見えない戦争」から「見えすぎる戦争」へ―戦争に憑依された9・11、3・11、そして、9・19高橋敏夫
象徴天皇制と文学―井上ひさし「東京裁判三部作」を中心に小森陽一
「戦場体験」と二人の「軍人作家」―櫻井忠温と綿貫六助の場合島村 輝
人間は何処から来て、何処へ行くのか―近代と対峙する石牟礼道子の文学谷口絹枝
声に出して読みたい、プロレタリア文学楜沢 健
ゼロ年代家族のコミュニケーションとジェンダー―重松清「カレーライス」をめぐって根岸泰子
詩の言語と社会の三〇年 佐川亜紀
社会文学としてのアジア小説川村 湊
  
      第二部
原爆文学の三〇年―一九八五年以後の林京子文学を中心に村上陽子
「原発文学」の三〇年―原発と文学をめぐる想像力の変容山本昭宏
「在日朝鮮人文学」の「変容」と「終焉」再考河合 修
「沖縄」現代小説の挑戦―崎山多美小説〝共同体テーマ〟と〝言語表現〟浦田義和
差別と文学秦 重雄
労働と文学―非正規雇用と自己責任の中で綾目広治
文学教育の三〇年―〈周縁〉からの覚え書き高口智史
  
      三〇年の記録
日本社会文学会設立趣意書/日本社会文学会会則/設立発起人・代表理事/大会の記録/ブロックの活動(例会等)記録/『社会文学』総目次/声明集
  
執筆者紹介
あとがき

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